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#356 アベノマスク検品に8億円…厚労省また業者名「開示」拒否のア然

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問題だらけのアベノマスク

 悪評ふんぷんのアベノマスクのコストは一体どこまで高騰するのか。不良品だらけの布マスクの検品費用に約8億円も投じるというからア然だ。厚労省によると、検品対象は全戸配布の6450万枚、介護施設向け2000万枚、妊婦向け50万枚の計8500万枚。布マスクをめぐっては、妊婦に配布予定だったマスクにカビや黄ばみ、異物混入などが見つかり、配布前の全マスクの検品に追い込まれた。

 そもそも、ケチのつき始めはメーカーによる不良品の生産、受注企業の不良品見逃しだ。検品費用は業者が持つのが筋じゃないのか。

 厚労省マスク班の担当者がこう説明する。

「出荷時の検品についてはメーカー側の負担です。不良品の問題が起きたことで、さらなる検品の体制を取ってもらいました。それとは別に、国でも検品することにしたのです」

 当初、全戸配布するマスク購入費は169億円を見込んでいたが、91億円に抑えたことで予算に余裕が生まれたこともチェック体制を厳しくした理由だという。厚労省は専門業者1社に検品を委託。メーカーから納入されたマスクを550人体制で目視、計量し、全国の郵便局に配送するという。

 

■「縮む」と不評なのにバカ高

「業者名? 相手方との関係や一定の手続きが残っているので、現時点では公表を差し控えさせていただきます。時機を見て公表する可能性はあります。一部、箱代などもありますが、検品費用8億円のほとんどは委託した業者の人件費になります」(前出のマスク班担当者)

 8億円を投じて8500万枚を検品。単純計算で1枚当たりのコストは9・41円だ。アベノマスクの買い取り価格は1枚260円。マスク代だけで1枚約270円になる。最近は、ドラッグストアなどで洗えるウレタン製マスクが3枚組500円程度で売られている。「小さい」「縮む」と不評ばかりのアベノマスクはどう考えてもバカ高だ。

 全戸配布は先月17日に始まったが、厚労省によると、いまだ34県で配布時期未定。本当に今月中に配り終えられるのか。無駄遣いはやめた方がいいのではないか。