コストライフ㈱の防災ブログ

~命を守る行動を~

#354 不織布マスク暴落で投げ売り状態…血税466億円はドブに捨てられた

f:id:costlife:20200515090515j:plain

ドブに捨てられたアベノマスク466億円

 コロナ禍による極度の品薄で高騰していた不織布マスクのバブルがはじけた。流通の8割を占めていた中国製の輸入減や世界的な需要拡大の影響で、一時は「1枚100円が相場」だったが、足元では半値以下。1枚20円台に暴落する投げ売り状態で、消費者は気軽に手を出せるようになってきた。いまだ行き渡らないアベノマスクに投じられた血税466億円はドブに捨てられたも同然だ。

 ドラッグストア以外でマスクが売られ始めたのは4月上旬。東京周辺では新大久保や上野のアメ横西川口、横浜中華街や伊勢佐木町の雑貨ショップなどの店頭に中国製が並ぶようになり、1枚当たり100~150円で売られていた。それが今では50枚入り2500円前後(税込み)はザラ。1枚50円前後だ。

「コロナ前の50枚入り不織布マスク仕入れ値は1枚当たり5~7円ほど。それが世界中の争奪戦で原材料の不織布などの原材料価格も高騰し、いま出回っているマスクの仕入れ値は35~50円ほどに膨らんでいます。ただ、異業種の参入で中国の生産量が急増し、輸出量が戻り始めた上、洗えるウレタン製マスクが広がり、需要の逼迫は落ち着いてきています」(流通関係者)

 大赤字になる前に在庫をさばくためか、ネット通販ではさらに値ごろなマスクがゴロゴロ。1枚30円台は当たり前。「原価マスク」「挑戦最安値」などの惹句で200枚入り4599円、100枚入り2299円で売られ、51枚入り1111円(いずれも税・送料込み)というのもあった。どれも1枚25円を切っている。

「不安はパッと消えます」と側近官僚にささやかれ、安倍首相がドヤ顔で打ち出したアベノマスク配布は不良品騒動で遅々として進まない。

 厚労省によると、緊急事態宣言特定警戒都道府県の東京、京都、大阪、兵庫、福岡では配布中だが、茨城、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、愛知は14日から。北海道と石川は16日以降で、それ以外の地域は不明だ。打ち止めにした方が傷が浅いんじゃないか。