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#335 自民議員に届く「アベノマスク」忠誠心問われると臆測も

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アベノマスク

 安倍晋三首相が、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策で打ち出した「布マスク」が、自民党内に思わぬ波紋を広げている。

 最近、国会議員の手元にも届き始めたが、国会で着用する姿はまれ。「着用の有無で首相への『忠誠心』が試される」といった真偽不明の臆測も広がる。

 29日午前、衆院予算委員会。この日も新型コロナをめぐる論戦が繰り広げられ、首相は布マスクを着用して答弁に臨んだ。だが、その周囲に座る閣僚、対面する自民党の予算委員席で布マスクを着けているのは、わずか数人だった。

 永田町周辺ではこの数日、2枚ひと組の布マスクが衆参の議員会館議員宿舎に次々と届いている。28日には、首相に近い自民党世耕弘成参院幹事長が布マスク姿で記者会見に臨んだ。「届いたので着用している。何種類かで洗いながら使う」と、今後も使用する考えを示した。

 だが29日現在、こうした議員は少数派のようだ。同日午後の参院予算委では、立憲民主党蓮舫副代表が首相の隣に座る麻生太郎副総理兼財務相を名指しし、「なんで着けないんですか」と迫った。麻生氏は「私のところにはまだ届いていない。私の秘書官には届いたと思っていますけど」。蓮舫氏は「衆院参院も会館に届いている。確認もしていない(のか)」とたたみかけた。

 

 与党議員も含め、国会議員の着用率が低いのはなぜか。閣僚経験者は「使い捨てのマスクも薬局にもぼちぼち出回り始めている」と、自前で確保したマスクを優先していると説明。「小さくて使い勝手が悪い」(衆院中堅議員)との声もある。別の閣僚経験者は「家族に使ってはダメだと言われた」と、不良品が相次いで見つかったことによる品質の問題を懸念する。

 首相が率先して着け続ける姿をみて、扱いに悩む自民議員も少なくない。自民党関係者は、着用するかしないかで「首相に対する忠誠心を見られているのかも……」と不安を吐露する。幹事長経験者は、マスク配布を首相自ら発表しただけに「せめて閣僚くらいは着ければいいのに」と嘆く。