コストライフ㈱の防災ブログ

~命を守る行動を~

#107 自然災害リスクへの対応、企業の27.0%にとどまる【その2】

f:id:costlife:20191224202222j:plain

その1】から続く
 
 地域、他社と連携し、自然災害リスクに対応を

 国や自治体においては、地震津波、洪水、土砂崩れなどのハザードマップを作成し、万が一に備え対応できるよう様々な媒体を活用し啓発している。

しかし、大規模な地震や台風、豪雨などの自然災害に対する経営上のリスクについて、自社のみならず他社への影響も考慮した対応を行っている企業は非常に少数にとどまった。また、自社の防災や経営上の対応に限る企業を含めても3割に満たない。多くの企業でリスク対応について検討はしているものの、実際に対策や計画などの対応は進んでいないことが明らかになった。

 他方で、都道府県別にみると、これまでに震災や台風による水害などで大きな被害を受けた地域や今後大地震が想定される地域に所在する企業では、リスク対応をより積極的に取り組んでいる様子もうかがえる。

 企業における自然災害に対するリスク対応は、地域によって濃淡がみられる結果となった。しかしながら企業活動への影響を鑑みると、企業は迅速に地域や他社などと連携し、危機管理対策の一環として自然災害というリスクに対応することが求められている。

調査概要
調査対象企業:2万3678社
有効回答企業:1万46社(回答率42.4%)
調査期間:2019年11月18日~30日
調査方法:インターネット調査