コストライフの防災ブログ改め「新しい生活様式(New Life Style)」ブログ

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#89 災害時もスマホつながる 大阪大学が開発したハイテク装置【その1】

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 どうやって家族と連絡を取ればいいのか-。

 災害時に被災者が最も不安に思うことの一つが、携帯電話がつながらなくなることだが、大阪大学などは電気や通信網が遮断された場合も他の地域と連絡が取れる装置を開発、実用化を進めている。

 その名も「たすかんねん」。被災者の心理的負担を減らし、被災地の迅速な情報共有も可能にするという。同大は今後さまざまな自治体に導入を呼びかけ、大阪発の減災システムとして広げたい考えだ。

 《台風で停電し、電話はつながりません。インターネットもつながりません。年配の人も多数いて、大変な状況です》

 11月初旬、大阪大学吹田キャンパス(大阪府吹田市)で行われた通信装置「たすかんねん」の実証実験。学生は、たすかんねんの試験機(高さ約6メートル、幅約1・5メートル)の近くで、端末に文章を打ち込んだ。

 台風でキャンパス内が停電したと見立て、約2・5キロ離れた想定対策本部となっている同市立津雲台小学校に送信。しばらくすると、同小にいた大学教員から学生のもとに「確認しました」と返信がきた。実験は成功だ。この間、大手通信会社の回線は一切使われなかった。

 メッセージは、たすかんねんに搭載された、独立した通信規格の「Wi-SUN FAN」や無線LAN(Wi-Fi)によって発信され、キャンパス内の2カ所の校舎の屋上に設置されたアンテナでまた別の無線通信を経由し、津雲台小に設置された端末に届くという仕組み。

 災害時、大手通信会社の回線パンクや基地局障害によって通信障害が起きたときにも別経路を使うのでデータ通信が可能になるという。

その後、この装置を使って音声や動画も送信したが、いずれも成功した。

 

 

■見守り役にも

 中心となって開発したのは、同大人間科学研究科の稲場圭信(けいしん)教授ら。平成29年から通信会社など複数の企業と連携して同キャンパスに試作機を設置し研究を進めてきた。

 

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