コストライフの防災ブログ改め「新しい生活様式(New Life Style)」ブログ

~新型コロナと共存しつつ、社会経済活動を行っていくために、感染拡大を予防する「新しい生活様式」の取組を定着することが重要です。一緒に取り組んでいきましょう~

#86 「水害リスク」に備えた家選び…自分でできる“治水”や“土地の特性”の調べ方【その3】

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水害の可能性は、不動産売買では説明が義務化されていない

 そして、周囲の景観がヒントになることもある。長嶋さんによると、浸水の危険性がある土地は、基礎部分を高くした建物が自然と建ち並んでいるとのこと。建設業者、購入者に土地勘がなければ、このような場所に普通の住宅を建ててしまう可能性もあるという。

 また場所によっては、土地が擁壁(ようへき)と呼ばれる構造物で覆われていることもある。この擁壁は斜面の崩壊を防ぐためのものだが、その安全基準は年代で異なるという。建設から年数を経ている場合もあるため、必要に応じて専門家などに安全性を確認しておきたい。

 このほか、不動産業者が物件を売るときには、重要事項を購入者に説明しなければならないが、地域の洪水・浸水リスクはそれに含まれていないとのこと。「水害の可能性は、不動産売買では説明が義務化されていなく、各不動産業者で対応もまちまちです。説明がないときは、自分で確認する必要があるでしょう」(長嶋さん)


 水害は浸水だけではなく、それに付随して土砂崩れなどを引き起こすこともある。
引っ越しや住居・土地の購入を考えている人は、ハザードマップ地理院地図を見たり、気になった場所は実際に歩いてみるなど、情報収集のアンテナを張っておく必要がありそうだ。