コストライフ㈱の防災ブログ

~命を守る行動を~

#70 「東京で震度6超える恐れも」関東で頻発する地震は“首都直下型”の前兆!? 備えるべきポイントとは【その1】

関東で相次ぐ地震に不安の声

 茨城県八千代町で12月4日撮影された映像には、住宅全体がきしむような音の中で水槽の水が小刻みに揺れる様子が写っていた。

 これは、4日午前10時38分ごろ、茨城県北部を震源とする最大震度4の地震が発生した際に撮影されたもの。5日も茨城県では震度2を観測する地震が発生。これで4日連続となった。

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 11月28日から12月5日までの1週間、関東地方を震源とした震度1以上の地震は16回発生。

 茨城県や栃木県では12月3日、4日の2日間だけで、震度3以上の地震が5回発生している。

 相次ぐ地震に人々の不安は高まっている。関東では「周りでは話をしている。そのうち首都直下型くるんじゃないか」という声も…

 4日午後7時35分に栃木県北部で発生した、最大震度4の地震の直後には、SNSで「地震、関東、多い」などのキーワードを含んだ投稿が急激に増加。「また地震?最近多くて怖いよ」「関東地震多いけど大丈夫?そのうち大きな地震来そうな予感」などの投稿も見られた。

 多発する地震で広がる不安の背景には、今後、30年以内に発生する確率が70%といわれている、首都直下地震があった。

 果たして関連はあるのだろうか?

 

「首都直下型地震につながる可能性も」

 連続している地震は、その危険が迫っている前兆ということなのだろうか?

 地震研究の権威、東京大学名誉教授の笠原順三さんによると、多発している地震は二つのタイプに分けられるという。

 東京大学名誉教授・笠原淳三さん:
 全体的に東日本大震災の余震活動なんですけど、大きく分けて、地表付近に起こる「活断層地震」と深い所で起きる「プレートが沈み込む地震」、二つのタイプの地震が起きてますね

 この2つを見分けるポイントは震源の深さ。

 茨城県北部を中心に起きている地震は、震源の深さが約10kmと浅い地点で発生。これは地表に近い部分にできた亀裂による地震で、東日本大震災以降に多く発生してるタイプだ。

 一方で、笠原さんが注意すべきと指摘するのが、茨城県南部などで発生した、震源が60km前後の深い地点で起きた地震

 東京大学名誉教授・笠原淳三さん:
 茨城南部の地震は首都直下につながる地震活動である可能性がある。太平洋プレートとフィリピン海プレートが衝突してるような場所で(地震が)起きていて、それがちょうど首都圏直下地震の場所ともつながっている

 もしも、首都・東京の真下が震源となれば、大地震となることも考えられるという。

 東京大学名誉教授・笠原淳三さん:
プレート二つがぶつかり合っているところは、茨城県の南部のちょっと東よりですけど、それが南の方に来ると千葉の下くらいまで来る。そうすると、本当の首都圏直下地震となる。東京も震度6を超えるような震度になると心配されます。

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